なんでお高そうなの?

なんでお高そうなの?

ワインを知る前はなんか、ワイン好きな人ってお高い感じ、鼻につく感じ、みたいな印象ありません?私もそうでした、実際、日本酒、焼酎、ビール大好きです。

でも知ると楽しい!がコンセプトのブログなんで掘り下げてみました。

そうワインってヨーロッパの歴史とめちゃ絡んでるんですよ。先日も約8000年前のジョージアの遺跡から発見されたと申しました。さらにエジプト文明の遺跡にもブドウ栽培から醸造まで壁画に書かれているんですよ。えっ!まだ日本史ない時代ですよ。その後、ギリシャの時代、この時代の神話の神様にもワインの神様が。ローマ帝国、ブルータスお前もか!のジュリアス・シーザーがローマ帝国を拡大した時期、侵攻して荒れ果てた土地にブドウを植えていったそう、そしてフランス、ドイツ、各ヨーロッパへ。

キリストの新約聖書にも「ワインは私の地である」うえ〜、ワインは神聖なる飲み物に、そしてローマ帝国がキリスト教を国教にする、ということは支配地域にも神聖な飲み物として広がっていく、なるほど〜だから教会でブドウ畑が作られワインが造られたのか。そうシャンパンを発見したドン・ペリニヨンもフランスの修道士ですね。

でもワインと言えばフランスのイメージないですか?ローマ帝国はイタリアなのに。その後フランスの勢力が拡大し、18世紀にフランスでコルクが発明され、瓶で保存が可能に。そうすると王侯貴族に権威の象徴として飲まれ財産として保存されることに。またナポレオン3世がパリの万国博覧会(1855年)の時に産地として超有名なボルドーで格付けを始める。世界に産業としてアピールしていく訳です。それでフランスの1級ワインがステイタスになるんだね。1935年にAOC法というワイン造りの法律をつくり、フランスワインはきっちりつくってます、というようにしたんだね。

あ〜そうか、教会や権力と結びついてきたから、さらにフランスがブランディングしてきたから、なんかお高そうだなぁと思っちゃうんだね。でも知ると少しハードル下がりません? つづく。

おっ、ワイン知ってるね!と言われたいカテゴリの最新記事